天中殺(てんちゅうさつ)は、四柱推命や算命学から来ている言葉で、生まれ年の十二支によって決まる特定の2年間のことです。この2年間は、天の運気がぴたりと止まる。何をやっても空振りしやすい時期で、昔から「動くな」と言われてきました。大殺界と名前が似てるのでよく間違えられますが、大殺界は六星占術で3年、天中殺は十二支ベースで2年。ぜんぜん別物です。
基本的なルールはいたってシンプルです。「新しいことを始めない」「人生を左右する大きな決断はしない」。このふたつを守っていれば、あとは普通に過ごせます。天中殺は12年に一度、必ず巡ってくる。怖がる必要はなくて、準備期間だと割り切るのがいちばん。
組み合わせは6パターンあります。戌亥(いぬい)、申酉(さるとり)、午未(うまひつじ)、辰巳(たつみ)、寅卯(とらう)、子丑(ねうし)。同じグループの中なら、生まれ年が違っても天中殺の期間は共通。たとえば子年生まれも丑年生まれも、戌年と亥年が天中殺です。
十二支の円環を思い浮かべてください。子と丑の真反対は午と未ではなく、戌と亥なんですよね。この180度の対極関係が運気をせめぎ合わせて停滞させる。天中殺の理屈はただそれだけ。シンプルなぶん、理にかなってるとも言えます。